心に浮かんだ一瞬の言葉を残すために
夜が来るのを願うんじゃなくて、朝が待ち遠しくなる日々でありたい
靴下の穴が開いているのに気付いた
恥ずかしいって思うよりも前に
笑ってくれるかもって
あなたに見せたくなるのが、愛なのかな
いつだって辞書には載っていない
いつだって走り出せる
いつだってあきらめられる
いつだって決まりきった私なんかいない
未定義
傷つけてやると針を持ち、
ゆっくりと深く差してくる
人間の目なんか見る必要ない
愛しく、温かい人間の目だけをまっすぐに
みればいいんだ
その場をやり過ごす笑顔
とりあえず笑っておけばいいと
自分の首を絞めていると気づかずに
なにやっても怒りませんというレッテルを
自分に貼っていた
世の中の価値観に一番縛られているのは、
私だった
ぎゅうぎゅうに詰め込まれた電車の中には、
平気な顔をしながら泣いている人が
どのくらい存在するのだろう
世界からさよならと言われる前に
世界にさよならと言ってやる
季節を教えてくれるのはいつも、
温度じゃなくて風だ
洋服もS,M,Lとカテゴライズ
私も君もあいつも誰かと一緒にカテゴライズ
個性なんかあるようで無い
嫌われ者の赤信号は
今日も誰かを守っている
全てを奪われたとしても
また一歩ずつ進めばいいなんて
腐った言葉は捨てて
ただ息をするだけでいい
どこを向いていてもいいから
スマホ依存症になったのは、君のせいだ
過去の時分に勝って、
未来の時分に負けていたい
「大丈夫?」の一言が
涙放出ボタンを押してますよ
私を見てくれる人、まだいたんだ
しわも涙も顔に刻んで、
私は今日も生きている
雲は夜でも浮かんでいる
決して隠れない
ずっとずっとそばにいてくれる
白でも黒でもない
曖昧なグレーを愛したい
死んだはずの枯れた花が
深夜、光に照らされ美しく咲いていた
自然光の下では輝けない
人工光の下で息を吹き返す
まだ生きたいと叫んでいるようだった
不器用を笑いたい
失敗を包んであげたい
欠点を強さにしたい
恥ずかしさを受け止めたい
全てが愛おしいはずなんだ
年を重ねるのは怖かったけれど、
あなたと出会ってから
年を重ねる喜びを知った